blogを始めた動機

昔読んだ本に「地獄に来たと思ったら、先ずするべきは記録を取り始める事。記念撮影をして、毎日日記を書こう。運が良ければそこは地獄じゃないということに気付けるかもしれないし、最悪の場合でも地獄の記録というなかなか得難いキラーコンテンツが手に入るだろう。」という一文があった。

地獄というにはあまりに恵まれていると思うが、今まで体験した事のない種類の悩みを持っていることは事実。こうして文章に落とす事で客観視できて気付きが生まれればそれは儲け物だ。だから基本的に、これは極めて個人的な目的のための備忘録だ。

昨日はベンチャーでdirectorになった元同僚、前職でmanagerになった元同僚と飲んだ。あまり気負いがなくなったせいか、かなり正直に悩みを相談したら、それなりに示唆のあるコメントをもらった。一番大きな気付きは「今の会社で何を達成したいのか。その為のバリアは何なのか。」という自己認識と環境認識の両方が欠けているということだった。今までは強制的に与えられてきたモノが、今のポジションでは自分で見つけるモノと定義されている。数値目標はもちろんあるが、それだけでは哲学や深い動機は生まれないのだな、と気付けた。

さぁ、明日も働こう。